「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
次のヒット商品１４〝候補〟 かきもち、ビール、押しずし… 県商工会連が認定
県商工会連合会は１５日、小規模事業者の新商品の販売を後押しする本年度の「福井のネクストブレイク商品」に、地元産の材料を使ったかきもちやビールなど１４点を認定した。県内の道の駅にある常設コーナーなどで販売を予定している。
発売されておおむね３年未満の商品を対象に▽農産加工品・酒・飲料▽水産加工品▽菓子・スイーツ－の３部門で選んだ。県内１３商工会から推薦された商品を県内のバイヤーやデザイナーらが審査し認定した。
農事組合法人「農村資源開発共同体」（池田町）の「コムニタのかきもち」は同町産のもち米と大豆で作ったかきもちで、ふわふわとした食感が魅力。ハマセ酒店（高浜町）のビール「アオバルクラフト」は、地元のブランドブドウ「若狭ふじ」を使い、独特の風味が楽しめる。
他にも、冷凍の越前がにや、福井サーモンを使った押しずし、遠赤外線で焼いたサバなど、各地の特産などが味わえる商品が選ばれた。
認定された品は、道の駅「南えちぜん山海里」（南越前町）と道の駅「越前たけふ」（越前市）の常設コーナーのほか、県内ＪＲ駅舎内の土産物店などで販売を予定している。同会ホームページなどでもＰＲする。
【農産加工品・酒・飲料部門】▽谷口屋（坂井市）の「谷口屋の、おあげカレー」▽アールラボソリューションズ（南越前町）の「ホーリーバジルハーブティー」▽ハマセ酒店（高浜町）の「アオバルクラフト」
【水産加工品部門】▽石丸館（福井市）の「越前がに夫婦セット」▽風呂セントラル木材（若狭町）の「恐竜の焼鯖（塩味）」▽おむすびカンパニー（おおい町）の「サーモンの昆布包み寿司」「小鯛の笹漬けを寿司で」
【菓子・スイーツ部門】▽ビジョン（あわら市）の「ＫＥＴＯ（バニラ、抹茶、アーモンド）」▽ねこまる（永平寺町）の「越前岬吟醸あんぱん」▽エッチジェイケイ（福井市）の「恐竜の里あられ」▽Ｒｏｚｅｌｌ（同）の「フローズンガレット」「ちょこっとフローズンガレット」▽Ｈｕｇｐｏｐｏ（越前市）の「ハグポポクッキー 味真野紅茶」▽農村資源開発共同体（池田町）の「コムニタのかきもち」
