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納谷一也
トップページ > ニュース > 新鮮甘エビ 次々水揚げ 福井県坂井市、越前町 底引き網漁解禁
日本海近海の底引き網漁が解禁となり、福井県坂井市三国町や越前町の漁港では9月3日、甘エビやアカガレイなど新鮮な海の幸が次々と水揚げされた。
三国港では三国港機船底曳(そこびき)網漁協所属の8隻が2日夜に出港、沖合約50~70kmの漁場で網を入れた。3日午後5時ごろに帰港し、同6時半ごろから三国港市場で競りが行われ、威勢のよい掛け声で活気づいた。
同漁協の平野一美組合長は「甘エビを含めて大きさや量は例年以上かもしれない」と話した。
越前町では町漁協所属の37隻が2日午後9~10時ごろに出港し、3日午前3~7時ごろに順次帰港した。比較的浅い海域に網を沈める「磯引き」の船ではササガレイやノドグロ、より深い海域で行う「沖引き」ではアカガレイなどが取れた。同日午前9時から、初競りがあった。
日本海近海の底引き網漁は1日解禁だが悪天候の影響で延期になり、初水揚げは3日になった。漁期は来年6月末まで。