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刀根瑛昌
トップページ > ニュース > 不用品に価値、商品化 「アップサイクル」学ぶ会 福井県越前町で2月8日 参加募る 協力隊・吉田さん企画
古くなった物や、捨てるはずだった物に新しい価値を付けて商品に生まれ変わらせる「アップサイクル」を学ぶ講習会が2月8日、越前町生涯学習センターで開かれる。今まで気づかなかった“町の宝”を掘り起こそうと、同町の地域おこし協力隊員吉田文武さんが企画。「新たな特産品や産業につながるきっかけにしたい」と話している。
「地おこ 吉田と学ぶ会」と題して開く。国産ジャガイモのでんぷんを使った「食べられるカップ」など、さまざまなアップサイクル商品を手掛けるアサヒユウアス(本社東京)の、たのしさユニットプロデューサー小山友也さんを講師に迎える。
講習会では、町が誇る越前がにの甲羅や出荷規格外の越前水仙、剪定(せんてい)して不要になったオリーブの枝葉などに、アップサイクルの考え方を取り入れてどのようにグレードアップさせるかを考える。午後7時からで、参加無料。法人は5日までに専用フォームで申し込みが必要。
「吉田と学ぶ会」は、地域の課題解決や持続可能な社会づくりを目的に継続的に開催。毎回テーマを変えて、専門的な知見を持つ企業から講師を招く。3月25日には、日清オイリオグループ(本社東京)の講師による中高年に向けた「食用油の適切な摂取方法」を予定している。
問い合わせは町企画振興課=電話0778(34)8702。