「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 名古屋で福井PR 物産展に39事業者
中京圏で福井の食や特産品をアピールする福井県物産展(福井新聞社主催)が12月9日、名古屋市中区のセントラルパークで始まった。中部縦貫自動車道の県内全線開通や北陸新幹線敦賀開業に向け、福井の認知度を高めるのが狙い。12月27日まで。
昨年に続き2回目。越前そばやへしこ、羽二重餅、水ようかんなどの食のほか、越前和紙を使ったカレンダーや若狭塗箸、恐竜グッズなど、福井県内39事業者の約280品目を展示販売した。多くの来場者でにぎわい、ふるさとの味を求めて来場した福井ゆかりの人も多かった。
初日は越前町観光連盟が提供する水仙を200人に配ったほか、DMOさかい観光局による三国-名古屋間のJR東海バス(名福ライナーみくに号)の往復チケットなどが当たる抽選会を行った。期間中の週末にはブランド米「いちほまれ」や県のノベルティグッズを配布し、県産品をPRする。
県名古屋事務所の高山雄仁主事は「今後もキャンペーンや催事を予定しており、中京圏で福井の魅力を発信していきたい」と意欲を見せていた。