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カニ好きの作家は多い。開高健、三好達治も…

2010年11月18日

開高健

  カニ好きの作家は多い。開高健が越前海岸の定宿で越前がにを豪快に味わった随想は有名だし、立原正秋や田村隆一も至福の時間を過ごした名文を書き残している▼今年が生誕100年の詩人、三好達治も人後に落ちなかったらしい。その“証拠品”が福井県立図書館で開かれている「ふるさと文学コーナー」に展示されている▼本県出身の芥川賞作家、多田裕計が書いた「蟹(かに)と詩人の湊町」である。多田は三好と同時期、三国に疎開し三好が住まう薄暗い土蔵でのエピソードを描写している▼「『酒があったらねえ』と言いながら、カニをむさぼり食った思い出がある。あの詩人も、カニの好きな人であった。カニの殻を花のように撒(ま)きちらして食べた」。三好の一意専心ぶりが目に浮かぶ▼カニ好きは国外にもいる。中国・唐の李白は「月下の独酌」で「蟹螯(かいごう)は即(すなわ)ち金液、糟丘(そうきゅう)は是(こ)れ蓬莱(ほうらい)」と詠んだ。カニのはさみは不老不死薬、酒粕(さけかす)の丘には神が宿る-と▼三好や李白が言うように、カニと酒は相性がいい。上品な甘みの肉汁と濃厚なカニみそには芳醇(ほうじゅん)な酒の香りが合う。まして熱燗(あつかん)なら冬の体も温まる▼カニのシーズン到来。福井自慢の越前がにを存分に賞味したいが、三好の時代と違って今や高嶺(たかね)の花。「ズワイより内子のあるセイコの方がうまいですよ」。県外の知人への講釈は本音半分、言い訳半分である。


おすすめの宿

おすすめの宿一覧

みくに隠居処

みくに隠居処

越前ガニの宝楽蒸し、塩釜焼き等、他店では食べることの出来ない名物カニ料理を提供する名店。全国からお客様が訪れるイチオシの宿。

ホテル割烹 石丸

ホテル割烹 石丸

目の前でさばかれる極上の越前がにに舌鼓。日本海を望む絶景と四季折々の海の幸、心くつろぐ安らぎの時間を味わえます。

越前の宿 うおたけ

越前の宿 うおたけ

熟練の仲買人が営む宿で、越前がにの新鮮さは折り紙つき。自慢の展望温泉にゆったりとつかり、ご褒美のひとときをあじわえます。

おすすめの料理店

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紋や

紋や

旬の料理とうまい地酒を味わえる店。地の物、天然物にこだわり抜いた食材が自慢。定番だけでなく独自のカニ料理を堪能できます。

長者町 いわし屋

長者町 いわし屋

心づくしの越前がに料理を味わえる福井駅近くの老舗。夜のコースから昼食まで伝統と格式あふれる落ち着いた雰囲気とおもてなしでお迎えします。

日本料理越前がに専門店 やなぎ町

日本料理越前がに専門店 やなぎ町

越前がにを知り尽くした料理長がきめ細やかなカニ料理をご提供します。スタッフとの“カニ談義”も魅力。心を込めたおもてなしで極上のひとときを。

越前がに職人

一覧

漁船と連携し品質を判断

田村幸次

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越前ガニのおすすめ料理

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越前がに甲羅蒸し

越前がに甲羅蒸し

4人分

セイコガニたっぷりの贅沢な一品

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