長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 食 > 東京・越前蟹の坊、福井に客呼び込む食発信 刀根社長・第一望洋楼
「最終的に福井に客を呼び込むことをコンセプトに営業しないと意味がない」と話すのは第一望洋楼の刀根瑛昌社長。来年6月にも東京・南青山の福井県のアンテナショップ、ふくい南青山291に併設し旬の地魚などを提供する「旬彩旬食 越前蟹の坊(かにのぼう)」を開店する。
坂井市三国町で約130年続く老舗旅館の首都圏での挑戦。おしゃれな店舗が立ち並ぶ南青山の土地柄からとはいえ「肩ひじはらずに来てもらえる店づくりが大事」と、ろばた焼きの業態にした。カニの釜ゆでやそば打ちが客席から見えるオープンキッチンにすることで、より福井の雰囲気を演出。「291とコラボしながら福井を積極的にPRしていきたい」と意気込む。
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