漁船と連携し品質を判断
田村幸次
トップページ > ニュース > 商品、特産物 > 搾りたての酒をカニと 安本酒造(福井) あす解禁日発売
安本酒造(福井県福井市安原町、安本昌一社長)は、越前がに漁の解禁に合わせ6日、県産「五百万石」の新米で仕込んだ初搾りの純米吟醸酒「白岳仙 荒走」を発売する。
越前がにとともに福井の地酒の魅力を発信しようと2019年に商品化した。解禁日に間に合うよう毎年9月中旬ごろに仕込み始め、搾りたてをそのまま瓶詰めする。発酵で生じるガスを含んだ、ぴちぴちとした口当たりが特長という。
今年のコメは夏に高温障害が出ず、秋の寒暖差も大きかったため例年より出来がいいという。杜氏(とうじ)の安本岳史専務は「旬の味覚に合わせてフレッシュな地酒を楽しんで」と話す。
小売価格は720ミリリットル瓶1870円、1.8リットル瓶3630円。県内外の特約店で販売する。問い合わせは同酒造=電話0776(41)0011。