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納谷一也
トップページ > ニュース > 2016年9月 > 港に活気 底引き網漁解禁 坂井市や越前町
日本海近海の底引き網漁が1日解禁され、福井県の越前町や坂井市三国町の漁港では2日、漁を終え帰港した漁船が次々と新鮮な魚介類を水揚げした。日本海の恵みがいっぱいのトロ箱を並べて威勢よく競りが行われ、港は活気にあふれた。
越前町では1日午前0時ごろから同町漁協の39隻が出港。2日朝にかけて戻り、競りは午前9時ごろ始まった。アカガレイやガサエビ、ノドグロやアンコウなどが入ったトロ箱がずらりと並び、仲買人らが競り落とした。栄光丸の小林大輔さん(40)は「初日にしては上々かな」と笑顔だった。
坂井市の三国港機船底曳(そこびき)網漁協は台風10号の影響で出漁を1日遅らせ、1日午後7時に10隻が出港、沖合30~40キロで漁を行った。水揚げは2日午後5時ごろから始まり、甘エビやアカガレイ、ハタハタなどが同港で競りにかけられた。