越前がにならおまかせ
納谷一也
トップページ > ニュース > 2014年12月 > 越前町サワラうまみ凝縮ふりかけ 越前がにで有名道の駅越前
水産物卸のかねいち水産(本社福井県越前町米ノ、中橋睦男社長)は同町産サワラをPRしようと、ふりかけにして商品化した。サワラのうまみが詰まった手作りの味で、地元の伝統工芸品である越前焼を器に使って高級感も演出。観光客の土産用として需要を見込む。
同社が展開する飲食店「道の駅越前 お食事処かねいち」の中橋暁子店長(28)が考案した。「越前さわら定食」を同店の看板メニューに掲げる暁子店長は「冬場、脂が乗ったサワラの刺し身はマグロの中トロに匹敵するともいわれる。もっと地元産サワラを知ってもらおうと、ご飯のお供に加えてほしくて考え出した」と話す。
越前町で水揚げされたサワラをほぐしながら丁寧にいため、ごまや刻みのり、一味唐辛子などを加えた。越前焼の器は同店の食器を手がける古川陶苑(同町)が作成。ふりかけは使いやすくパック詰めされており、器はふりかけ使用後もそのまま再利用できる。
756円で、同社と道の駅越前で販売している。問い合わせは同社=電話0778(39)1122。