長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2011年11月 > 越前がにのLEDイルミネーション クリスマスのデートに♪
光り輝く福井県越前町の名物たち―。同町越前地区の若者有志が地元を盛り上げようと、カニや水仙の巨大なイルミネーションを同町厨のアクティブハウス越前の外壁に初めて設置した。来年2月末まで毎日、午後5時から午前0時まで点灯する。メンバーは「デートにお勧め」と話している。
地区のPRも兼ね、越前がにや越前水仙、越前岬灯台などをデザインした。カニのはさみには、越前がにの証である黄色いタグも付いている。灯台は建物の窓を活用して表した。全体の大きさは縦14メートル、幅13メートル。LED(発光ダイオード)ライト約2万球を使った。
先月上旬から20、30代を中心に有志十数人が週1、2回集まり準備してきた。越前地域コミュニティ運営委員会は電球の提供などで協力した。
17日夜に点灯式を行い、メンバーや運営委員、住民ら20人がカウントダウンをしてスイッチを入れた。赤や黄色のライトが一斉にともると「わーすごい」「とてもきれい!」と大きな歓声が上がった。
図柄を考案した小林美紗都さん(24)=米ノ=は「初めてのことで試行錯誤しながらの制作だったけれど、想像以上にきれいでびっくりした。たくさんの人に見に来てもらいたい」と笑顔を見せていた。