「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2007年11月 > 水仙・越前がに求めにぎわい 越前町でカニフェア開幕
第37回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)のフィナーレを飾る「水仙・カニフェア」は28日、福井県越前町厨のアクティブハウス越前駐車場で始まった。香り立つ越前水仙や新鮮な海の幸が販売され活気であふれた。29日まで。(岩崎大樹)
町内の鮮魚店を中心に約20軒がブースを構えた。越前がにをはじめイカ、ハタハタ、アジなど豊富な海産物が所狭しと並び、品定めする買い物客でにぎわった。買った魚をその場で焼いて味わえる「炭火焼きコーナー」も大人気。家族連れらが火を囲み、熱々のエビやカレイをほお張っていた。
餅つきの実演では水仙娘も加わり、きねを振るった。おろし餅などにして振る舞うと、多くの人が列をつくった。ズワイガニや甘エビ、水仙がもれなく当たる抽選会(1回100円)、水仙の無料配布も人気を集めていた。
越前町の友好都市、愛知県西尾市から訪れた大久保伸代さん(58)はカニと水仙を両手いっぱいに購入。「やっぱり越前の海の幸は最高。水仙もいい香りですね」と笑顔を見せていた。