長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2007年4月 > 神楽坂で県など12、13日催し 越前がにの試食・販売も
福井県の食文化や伝統工芸品を一堂に集めるイベント「ドーンと福井in神楽坂 越前・若狭まつり」(県、若狭湾観光連盟主催、福井新聞社共催、関西電力協賛)が12、13の両日、東京都新宿区の神楽坂通りで開かれる。全国的な街歩きのメッカを舞台に、福井ブランドをアピールする。
神楽坂は、江戸時代に小浜藩主の酒井忠勝が構えた屋敷と江戸城を結ぶ登城道として整備されたのが始まり。イベントは2008年から開催している。
メーン会場の赤城神社境内で12日に開く「若狭路ブランドセレクション」では、嶺南の物産業者が若狭ふぐの空揚げや焼きサバずし、若狭ぐじなど6市町ごとの特産品を提供、4回にわたり各40人の来場者に振る舞う。13日は時代衣装の武士らが通りを練り歩く「登城行列」を披露する。
沿道には地元商店街の協力でPRコーナーを設置。越前がにやサバずしの試食・販売会のほか、若狭へしこパスタ、越前おろしそばなど「ふくいグルメ」を販売する。特産品が当たる抽選会などの催しもある。
また、会場では恐竜フクイラプトルの全身骨格の複製を展示し、県内の観光情報を発信。伝統工芸士が若狭塗箸(ぬりばし)の製作を実演し、来場者の研ぎ出し体験も受け付ける。