競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2006年1月 > 「カニは県産」冬の味覚求め人波 坂井市三国町と越前町で祭り
福井県坂井市三国町と越前町で十五日、「越前がに」を味わう祭りが始まった。それぞれの会場は、日本海の”冬の味覚”を買い求めに訪れた家族連れでごった返した。ともに十六日まで。
越前町でまつり セイコ汁 長蛇の列
越前町厨のアクティブハウス越前駐車場で始まった「越前かにまつり~越前かにかにカーニバル」では、地元鮮魚店や町漁協など十六のブースが並んだ。越前漁港で水揚げされたズワイやセイコ、旬の魚介類などの即売に、県内外の観光客らが群がった。セイコが丸ごと入ったカニ汁コーナーは、長蛇の列ができるほど。焼きサバや焼きイカも食欲をそそっていた。
十六日は午前十時から。カニ汁は午前十時と午後一時からの二回、一杯三百円でそれぞれ二百五十食分が用意される。
坂井・三国温泉まつり 新鮮、エビ鍋も人気
坂井市の三国サンセットビーチ駐車場では「三国温泉カニまつり」が開幕。新鮮な越前がに販売やガサエビ鍋の無料振る舞いに、早朝から大勢の客でにぎわった。
「越前ガニ大漁市場」コーナーには、町内の鮮魚店がズワイやセイコガニをどっさりと並べ店開き。アカガレイ、ササガレイなど新鮮な海の幸もあり、大勢の人が品定めしていた。
無料のガサエビ鍋も大人気。カニめしやカニちらし、カニコロッケなども売られ、客らはカニづくしの料理を堪能していた。花らっきょや野菜などの特産市も人気を集めた。
十六日は午前六時から午後四時半まで。ガサエビ鍋は午前九時半と同十一時半、午後二時の計三回、三百杯ずつ配られる。