競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 1999年1月 > 歴史垣間見るらせん階段 越前がにミュージアム展示紹介
2階への階段を降りていく。ゆるやかならせん状だ。まるで海の底へと潜っていくよう。
階段の壁には小さな小窓が付いている。中をのぞくと屈強な男たちが定置網を引く様子を模型で再現しているのが見える。次の窓には、市場で働く女性たち。背景に古い写真があり、越前町が漁業の町として栄えた歴史がうかがえる。
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福井の冬の味覚の王様、越前がに。その魅力を発信する全国でも珍しいカニ専門の博物館「越前がにミュージアム」の各コーナーを体験。あらゆる角度から越前ガニを学ぶことができる、趣向が凝らされた内部の一端を紹介する。