漁船と連携し品質を判断
田村幸次
トップページ > ニュース > 1997年12月 > 「みくに朝市」がスタート 越前ガニ、ヤリイカなどずらり
三国の幸を安値で販売する「みくに朝市」が二十五日、福井県三国町の三国温泉ゆあぽ~と駐車場で始まった。地元の家族連れや観光客らが次々と訪れ、新鮮な魚介類や野菜、揚げたてのはんぺんなどを買い求めていた。
三国朝市組合(柳田秀男組合長)が十六年前から開いている。初日は十店舗が出店、三国港に水揚げされた魚介類や新鮮な野菜、はんぺんなどの加工品を販売した。
売り子の威勢のよい掛け声が聞こえるテント内には、メバルやタイ、ヤリイカなど旬の魚をはじめ、越前ガニ、カレイの干物などがずらり。商品はどれも市価の二、三割安とあって、午前六時のオープンと同時に観光客やなじみ客らでにぎわった。名物「なぎさ汁」も百円で販売され、人気を集めていた。
みくに朝市は七、八月を除き十二月末まで、日曜と祝日の午前六時から同十時まで開かれる。