「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
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福井県物産の販路拡大を目指す「ふくいインビテーションフェア in OSAKA」は二十五日、大阪市内のホテルで開かれた。流通関係者ら約三百五十人を招き、「福井の味」を賞味してもらいながら、本県の良さをアピールした。
同フェアは県や県JA中央会など六団体が主催し、今年で五回目。会場には甘えびや若狭牛、福井米、越前がになど特産ブランド計二十一品目を材料にした和洋風の料理がずらりと並び、まさに”福井一色”。越前おろしそばや手すき昆布の実演も披露される中、出席者は数々の逸品を口に運びながら、ホスト役の実行委関係者らと歓談した。
女優の岸ユキさんが司会を担当。途中には無名塾の俳優らによる「日本一短い母への手紙」の朗読やハープ演奏、特産ブランドが当たる抽選会などのアトラクションもあって、会場は終始熱気に包まれていた。
なお、松坂屋大阪店七階催事場では、県主催の”ふくい”物産・観光展も六日間の日程で始まり、初日から大勢の人出でにぎわっていた。