「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 海の幸 味わい尽くす 福井でイベント 福井県内7漁港から集結 カニ汁に海鮮鍋、すし、丼も
福井県内7漁港から海の幸が集まるイベント「越前若狭 紅白味自慢」(福井新聞社後援)が11月26日、福井市のハピテラスで始まった。越前がにや甘エビ、ブランド養殖魚を使った多彩なメニューが、県内外の家族連れらの舌を楽しませていた。27日まで。
県産魚介類の消費拡大を目指した福井市とまちづくり福井による冬の恒例イベント。イベント名には赤いカニやエビと白身魚の競演という意味を込めているという。
会場には三国や鷹巣、越前、敦賀、小浜、大島、高浜の7漁港の海の幸がずらり。特に旬の越前がにが注目を集め、セイコガニのカニ汁や甘エビを使った海鮮鍋などに行列ができた。
よっぱらいサバ、ふくいサーモン、若狭ぐじなど嶺南のブランド魚を使ったすしも、すぐに完売。敦賀ふぐの雑炊、甘エビの押しずし、若狭まはた汁も家族連れらの人気を集め、干物などの水産加工品や地酒コーナーもにぎわった。
家族4人で訪れた大津市の男性(68)は「カニ汁をおかわりした。ふぐの唐揚げとタコ飯も最高だった」と笑顔。京都市の女性(48)は「魚だけでなく、白いご飯もおいしい」と話し、レンコダイの漬け丼をかき込んでいた。
27日は午前11時~午後4時。県内を中心に活動する音楽ユニット「トランペット・ヒーローズ」のライブも行われる。