「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 商品、特産物 > 福井市ブランド農林水産加工品認定 越前がにのみそ使った特製バターなど
福井県福井市は22日、市内で製造され一定の基準を満たした農林水産加工品21品目を市ブランドとして認定し、11事業者に認定証を交付した。認定事業者は対象商品に認証ロゴマークを使用できるほか、市ホームページでの広報や専門家による販売戦略サポートなどを受けることができる。
同認定事業は農林水産物の地産地消拡大や地域に埋もれている加工食品の掘り起こしを目的に、市林業水産課が2009年度から行っている。これまでに29事業者71品目を認定した。
7月の審査会でJAや漁協関係者らがネーミングの創造性や品質などを基準に選定。主原料が市内産の「S認定」に美山産のそば粉を使ったかりんとうなど7事業者7品目、原料が県内産の「A認定」には越前がにのかにみそを加工した特製バターなど5事業所14品目を選んだ。
市役所で開かれた認定証交付式で平林達也農林水産部長が代表者に認定証を手渡し「より多くの市民に購入してもらえるようサポートしていきたい」と話した。 認定を受けた事業者・加工品名は次の通り。
【S認定】▽みやまそば加工研究会 そばかりんとう▽杉本製粉 もち粉▽美山しめじ 白飯の茸▽こしのぬかちゃんグループ 金のあじ活煮干し▽まやまブルーベリー生産組合 まやまさんちのブルーベリー果汁▽米工房ほ・た・る ほたるかきもち▽力泉酒造 うま茶
【A認定】▽旨IN屋 とみつスイートコロッケなど3品▽大三茶舗 県産粉末大麦若葉など5品▽三玄 越前蟹味噌バター▽こしのぬかちゃんグループ こしの甘塩イカなど2品▽公楽商店 かわはぎ野菜串フライなど3品