「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > PR > 高級住宅街広尾で福井県が福井の食PR 東京、スーパーに名産品
福井県は4、5両日、東京の高級住宅街・渋谷区広尾のスーパーで「福井フェア」を開き、2024年春の北陸新幹線県内開業を前に福井の食を発信した。5日には地域住民が長野県軽井沢町に別荘を持つことが多い縁で、FM軽井沢のラジオ番組の中継もあり、県東京事務所が福井の魅力をアピールした。
フェアは大規模マンション「広尾ガーデンヒルズ」内のスーパーで開催。鯖ずしや生そば、地酒など名産品を入り口前にずらりと並べた=写真。県のアンテナショップでは普段取り扱いのない商品も販売され、訪れた人の関心を集めた。
ラジオ番組は軽井沢観光協会提供で、県の白嵜淳・首都圏統括監兼東京事務所長や土屋芳春同協会長らがフェア会場そばから約30分間、電話出演した。
県と同町が今年3月に連携協定を結んだことを踏まえ、白嵜統括監は「新幹線開業で両地域は近くなる。禅の心を感じ、越前がにを味わいに来て」とPR。土屋会長は「福井はものづくりや食が魅力的。足を延ばして」とリスナーに呼び掛けた。