「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
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来年1月12日に開幕する第38回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)をPRする水仙娘らが29日、福井新聞社を訪れた。咲き始めた露地物の越前水仙を手に「かれんに咲く姿と冬の日本海のコントラストを楽しんで」と来場を呼び掛けた。
水仙娘は中橋暁子さん(26)=福井県越前町、小林愛さん(21)=同、小川知恵さん(23)=福井市=の3人。かすりの着物姿で同連合会の清水政彦副会長ら6人と訪れ、奥村正昭常務取締役、出浦孝輝事業局長と懇談した。
3人は10月の審査会で選ばれ、この日が宣伝初仕事。「緊張します」と言いながら「水仙のすがすがしい香りと群生する様子を堪能して」「越前岬水仙ランドは約500万本の水仙と日本海が見渡せます」などとアピールした。越前がにのプレゼント抽選やカニ鍋の振る舞いも宣伝した。
今年は夏の小雨で生育は遅れぎみだが、12月中旬から咲き始め、まつり期間中には見ごろを迎える予定という。
まつりは1月28日まで。12、13日は南越前町の河野シーサイドパークで、19、20日は越前町のアクティブハウス越前駐車場で催しが行われる。今回は新たに27日に同町の越前岬水仙ランドでもフェアが開催される。