「越前がには日本で一番おいしいカニ」
田村幸一郎
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建物の形
3つの建物からなっています。
中央にドーム型の3階建ての建物があり、その両横に2階建ての四角い建物があります。ドーム型の建物がカニの甲羅(こうら)、両横にある四角い建物がカニの脚をイメージし、全体としてカニの形をしています。あずまや風の建物が一対ドームの前にあり、カニの目を思わせます。
構造
ドーム型の建物は3階からなり、3階が陸上という設定になっています。まず、3階に上がっていただき、2階、1階と降りてくるにしたがい、次第に深い海の中へと入っていただきます。2階が水深100メートル、中2階が水深200メートル、1階が水深300メートルの海底となります。
2階は対馬暖流の水域で、暖かい海であり、越前がには生息していません。1階は日本海固有水と呼ばれる冷たい海であり、越前がにが生息しています。中2階は対馬暖流と日本海固有水との境目であり、水温の変化が激しく、魚はほとんど生息していません。
(情報提供:越前がにミュージアム)