「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2013年1月 > 越前ガニやカレイを割安で販売 河野で水仙まつりの荒波フェスタ開幕
第二十五回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)を締めくくる福井県河野村の「荒波フェスタ」は五日、同村の北前船主の館・右近家駐車場で開幕した。越前ガニなどが割安で販売され、多くの観光客でにぎわった。
水仙まつりは先月十六日から、越前、越廼、河野の三町村が一週間ずつ持ち回りで開いており、同フェスタが締めくくりを飾るイベント。五、六の両日にわたり、村内の各種団体が露店を並べる。
この日は村商工会や地元商店など七団体が店を出し、越前ガニやカレイ、アジなどの干物を市価の二、三割安から三分の一程度の値段で販売した。焼きガニやサザエのつぼ焼きの露店には行列もできるほど。
会場ではスイセンが無料でプレゼントされたほか、カニがたっぷり入った海鮮なべも振る舞われ、終日大勢の観光客でにぎわっていた。
三重県から家族五人で来たという女性は「天気が良くて海もきれい。焼きガニもおいしいし、またぜひ来たいです」と話していた。