「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2011年7月 > 目指せ”越前がに通”東京で「検定」 福井商工会議所
福井県の福井商工会議所は、来年一月に東京で開催する第一回「越前 カニ検定」の申し込み受け付けを二十六日から始めた。試験勉強を通して越前がにを学び、試験後には実際に味わってもらう。検定料は高額だが、ブームの”ご当地検定”にあやかったPR手法として注目されそうだ。
同会議所によると、検定試験では越前がにの生態、漁、食べ方、文化に関する問題が出される。百点満点で七十点以上が合格。申込者にはテキストが送られ、原則テキストから出題される。
検定料は三万円で、合格、不合格にかかわらず受験者全員がパーティーで越前がにや福井の地酒が楽しめる「ひと味違う”おいしい検定試験”」。同会議所は「東京で越前がにを知ってもらい、福井に食べに来てもらえるようにしたい」と話している。
試験は一月十二日午後四時から同四時半まで、東京都港区のふくい南青山291で行う。合否は午後五時から開かれる合格(残念)パーティーで発表され、「越前 カニ検定合格ストラップ」が贈られる。
定員は三十人。申し込みは十二月十四日まで。検定のテキストはホームページでも公開している。問い合わせは、同会議所地域事業課=電話0776(33)8253。