「越前がには日本で一番おいしいカニ」
田村幸一郎
トップページ > ニュース > 2008年1月 > 福井県イメージ向上へ特産品PR 越前がになど、勝山
福井の味を知って、また訪れて―。重油汚染事故に伴う風評被害を払しょくし、福井県のイメージ回復を図るため、県外から訪れたスキー客に県内の特産品をPRする「福井の味スノーサイドキッチン」が八日、勝山市のスキージャム勝山で始まった。
県の「海の幸、山の幸、福井の味」に選ばれているハナエチゼン(米)や越前ガニなど、特産品を一堂に集め展示。特産品を使った料理コーナーなども設けられ、多くのスキー客でにぎわった。
一番人気は、若狭牛、パールマッシュ、越前がに、甘えび、サトイモ、昇竜マイタケ、熊川くずを使い、一品目一種類の鍋(なべ)料理を作って振る舞った「スノーサイドキッチン」。ゲレンデの一角に設けられたキッチンの前には、スキー客の長い列。「おいしい」と何度もおかわりする人もいるほど好評で、三百人前ずつ作られた料理はすぐに無くなった。
ほかにも、特産品即売コーナーや、県内各地の観光名所パネルを展示したコーナーがあるほか、特産品がプレゼントされるクイズラリーなどのアトラクションも行われている。
このイベントは、九、十五、十六日にも同スキー場で開かれる。九日、十六日には、福井市の豊年太鼓が出演する「スノーサイドライブ」も行われる。