競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 1996年5月 > 解禁控え越前ガニ雑炊でPR 県旅館組合鷹巣・鮎川支部
冬の味覚ズワイガニ漁の解禁を十一月六日に控え、福井県旅館環境衛生同業組合鷹巣・鮎川支部は二十七日、福井市役所正面でかに雑炊を振る舞った。「今年も越前海岸の鷹巣、鮎川へどうぞ」と支部加盟の旅館や民宿の利用を呼び掛けた。
同支部(板倉孝志支部長)設立の時から行っているカニ漁解禁目前のキャンペーンで、今年で五回目。加盟している十四旅館から約十五人がズワイガニのほかシイタケ、ハクサイ、岩のりなど具だくさんの雑炊を千食分用意した。
あいにくの雨模様で、中央公園から会場が変更になったが、正午前から市役所職員や近くの会社員など大勢の人が詰めかけ、あつあつの雑炊を味わった。カニの味たっぷりの雑炊に「もう越前ガニの時季やの」とシーズン到来に思いをはせる人もいた。