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納谷一也
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越前海岸の冬の風物詩、第二十五回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)は十六日開幕した。福井県の越前、越廼、河野の三町村が一週間ずつ持ち回りで、特産物販売や水仙の無料配布などさまざまなイベントを展開。”水仙の里”を訪れる観光客をもてなす。
開会式は越前町の越前岬水仙ランド「水仙の館」で行われ、三町村の観光協会長や町村長、来賓ら約五十人が出席。越前海岸観光協会連合会の山野幹夫会長が「水仙は本県のイメージを代表する花。二十五回目を迎えた水仙まつりで冬の越前海岸の魅力をPRしていきたい」とあいさつ。水仙娘の田中久美さん(25)ら三人が前年度のミス水仙からタスキを受け取り自己紹介。「清楚(せいそ)でかれんな水仙をアピールするため頑張ります」と笑顔を振りまいた。
引き続き越前町の「水仙・カニフェア」が開幕。早速大勢の人が訪れ海岸線に咲き誇る水仙や冬の味覚を楽しんだ。まつりは二月六日まで開かれ期間中、各町村で水仙や越前ガニの即売を中心にした催しが繰り広げられる。