「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 1994年12月 > 水仙まつり16日開幕 特産市、カニフェア、生け花…多彩催し
越前海岸の冬の風物詩、第二十一回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会主催、福井新聞社共催)は十六日、福井県の越廼、越前、河野の三町村で開幕する。今年は水仙の生育が例年になく遅れているが、期間中、特産市や水仙の無料配布、水仙生け花展など、多彩なイベントが繰り広げられる。
開会式は十六日午後一時半から、越前町の中央公民館で開かれ、二月十五日まで、約一カ月間にわたる冬の祭典のオープニングを飾る。期間中には、「河野特産市」(河野村)、「水仙カニフェア」(越前町)、「第八回水仙まつりイン越廼」(越廼村)などが開かれる。
越前海岸観光協会連合会の長谷政志会長は「水仙は一月下旬ごろから、海岸一帯に咲き始めるものと期待している。民宿や旅館でも、できるかぎりのもてなしをさせていただき、まつりを大いに盛り上げたい」とPRしている。問い合わせは、越前町観光協会=電話0778(37)1234=、こしの観光協会=電話0776(89)2210=、河野村観光協会=電話0778(48)2240=まで。
三町村の主な行事は次の通り。
▽河野特産市(二十一日午前九時から、河野村甲楽城駐車場=水仙の無料配布、ワカメ汁の試食、海産物の即売など)
▽水仙カニフェア(二十八日午前十時から、越前町の越前岬水仙ランド=カニなべ千五百食分の無料サービス、水仙の無料配布など)
▽第八回水仙まつりインこしの(二月四―十二日・越廼村越前水仙の里公園=四日に「SANSON海の幸、山の幸、里の幸フェア」。四、十一の両日は水仙の無料配布、越前ガニを二百人にプレゼント。特産物の即売会など)
▽写真コンテストモデル撮影会(二十八日午前十時から、越前町の越前岬水仙ランド。小雨決行)
▽水仙生け花展(二十六―三十一日・福井市のベル)
また、こしの観光協会では、「第八回水仙まつりインこしの」の期間中、同協会加盟店で三千円以上の買い物をした人に、抽選で宿泊招待券などの豪華商品をプレゼントする。