競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 漁、競り・市場 > 今季のセイコガニ漁終了 三国漁港の水揚げ量は平年並み
今シーズンのセイコガニ漁が10日終了し、福井県漁連三国支所は坂井市の三国漁港での水揚げ量をまとめた。数量は約2万4700キロで平年並みとなった。
漁は昨年11月6日に解禁され、同漁港には底引き網漁船14隻が水揚げした。出漁回数は昨シーズンと同じ17回で、天候の影響もあり例年より少なめだった。
水揚げ量は昨シーズン比約1300キロ(約6%)増でやや増えたが、取引額は5470万円で約370万円減となった。同支所は「数量が多少増えて、単価が下がったのでは」とみている。
また、大型クラゲや昨夏の猛暑の影響はなかったという。
3月20日まで続くズワイガニ漁の水揚げ量は、今月10日時点で昨シーズンより約1割多く、取引額は安めで推移しているという。