トップページニュース2011年8月 > 越前がに漁6日解禁ズワイガニ少なめ セイコガニは半減、県水試

越前がに漁6日解禁ズワイガニ少なめ セイコガニは半減、県水試

2010年11月05日

解禁

昨年の解禁日の越前がに漁=2009年11月6日、越前町高佐沖合 日本海の冬の味覚を代表する越前がに漁は6日、解禁される。福井県によると、本県沖の漁獲対象となるカニの推定資源量は、雄のズワイガニが2009年度に比べやや少なめで、雌のセイコガニは約半分。今シーズン、セイコの漁獲量は少なめとみられている。

 漁は、解禁日前日の5日夜10時ごろまでに坂井市三国町や越前町などから、沖合底引き網船と小型底引き網船合わせて80隻が出港。6日午前0時から一斉に網入れを開始し、一部を除いて同日夕方に帰港する。越前町漁協では同日午後5時から、県漁連三国支所では同6時から初競りが予定されている。

 本県の越前がにの漁期はズワイが3月20日まで、セイコが1月10日までで、脱皮半年以内の雄である水ガニは1月11日から3月20日まで。

 県水産試験場が6月に実施した調査によると、本県沖の推定資源量は、雄が09年度を約1割下回る1307トン、セイコは約半分の375トン。セイコの資源量について県水産課では「ここ7年、200~1200トン台で変動しており、自然な推移の範囲内」と分析。漁獲対象となる生後10年前後の個体数は2~3年後にピークがくると予想している。

 漁獲量は09年度、ズワイが235トン、セイコが123トン、水ガニが150トンで合計508トン。前年度比12%増となった。本年度について、操業日数が09年度並みとした場合、ズワイは「09年度並みかやや下回る」、セイコは「09年度より少ない可能性がある」と予想している。同年度悩まされた大型クラゲの漂着数は少なく、漁への影響はないとみている。


関連するニュース

全て見る

おすすめの宿

おすすめの宿一覧

光風湯圃 べにや

光風湯圃 べにや

3年の構想を経て再建された"老舗旅館"

割烹旅館 越前満月

割烹旅館 越前満月

広大な敷地にわずか9室をしつらえた木造平屋造りの宿。広々とした部屋、和の庭園、贅を尽くした露天風呂付客室がお迎えします。

おすすめの料理店

おすすめの料理店一覧

長者町 いわし屋

長者町 いわし屋

至高のゆで蟹の秘密は絶妙のゆで時間

らでん

らでん

越前がにを極めて30年以上。県内一のかに問屋が営む日本食レストランで、越前海岸と同じ最高の鮮度と味のカニを楽しめる。

旬味 泰平

旬味 泰平

四季折々の旬の味覚を楽しめる店。越前がにを引き立て、より美味しく味わうための“合間の一品料理”にもこだわるおもてなし。

越前がに職人

一覧

10日先の天気を見て仕入れ

中瀬康雄

詳しくはこちら

越前ガニのおすすめ料理

おすすめ料理一覧

越前かにまんじゅう

越前かにまんじゅう

10人分

越前がにのうま味をぎゅっと詰め込んだ一品