漁船と連携し品質を判断
田村幸次
トップページ > ニュース > 2009年11月 > 越前がに、焼きサバずしなど全国発信 「楽天」に福井県物産市
福井県はインターネットサービス業の「楽天」(本社東京都)と連携し二十日、日本最大のネットショッピングモール「楽天市場」に「健康長寿 ふくい物産展」を開設した。約八百万人の会員を持つとされる同市場を通じ、越前がにや焼きサバずしなど、長寿県である本県の豊かな食材の全国発信を始めた。
販売しているのはコシヒカリや地卵、梅干し、若狭牛、ごま豆腐、地酒など、県内五十事業者の農産物や農産物・水産物加工品で、合計約千品目にも上る。
本県産食材の販路やビジネスチャンスを広げようと、本年度から始めた。ネット物産市は昨秋、食品専門のオイシックス(同)社のHP上でも開催。三週間で約六百万円の売り上げがあった。オイシックスの場合は販売を委託していたが、楽天市場には二十事業者が作成したHPを”出店”する。
そのうちの一社で、自治体向けコンピューターソフト開発販売の「ジー・アイ・システム」(同福井市和田東二丁目、鈴木文雄社長)は食品関連三十事業者の販売を代行。独自にHPを開設できない事業者の代わりにHP作成や代金回収などを行い、事業者を支援している。
物産市は二月十七日まで。アドレスは、http://event.rakuten.co.jp/food/fukui/0120/