漁船と連携し品質を判断
田村幸次
トップページ > ニュース > 首都圏88店に福井の美食 甘エビ、若狭ぐじ、とみつ金時… 11月30日までフェア
福井県が誇る海の幸、山の幸を首都圏に提供する「美食福井フェアin首都圏」が11月1日、東京、神奈川、埼玉の飲食店88店舗とお取り寄せサイト1店舗で始まった。県が選定した21品目の「美食福井食材」を使ったメニューを提供する。11月30日まで。
県と福井市が連携し、今年で7年目の取り組み。フェアの約1カ月前には参加店のシェフ数人を福井に招き、生産者を訪ねるツアーも実施している。食材の質の高さと生産者とのつながりが縁となり、フェア終了後も食材を使い続けている飲食店もあるという。
今年は和食やフレンチ、イタリアン、中華などの人気店が、甘エビや若狭ぐじ、福地鶏、いちほまれ、とみつ金時、そばなどを使った多彩なメニューと地酒を用意している。
東京・丸の内のフレンチレストラン「アルカナ東京」は、通年で県産米や六条大麦などを使用。今回はメインの食材に若狭牛やふくいポークを使うだけでなく、料理のアクセントに三年子花らっきょ、サバのへしこ、地がらしなどを利かせたコースを提供する。飯野昭人シェフは「福井は海もあり、山もあり、四季それぞれにいい食材がそろう」と話していた。
対象店舗やメニューは特設ウェブサイト(「美食福井」で検索)で紹介している。