競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 福井の海の幸 新宿でPR 敦賀真鯛、越前がに、ふくい甘えび 県企画 ルミネ各店、限定メニュー 北陸新幹線 3.16開業
3月16日の北陸新幹線県内延伸に向け首都圏からの誘客を図る「福井フードフェア」が9日、都内の新宿駅に隣接するルミネ新宿3館で始まった。計18の飲食店が越前がにや敦賀真鯛(まだい)など福井自慢の食材でオリジナルメニューを開発。越前若狭の海の幸を幅広くアピールしている。31日まで。
新宿駅は鉄道各社が乗り入れ、乗降客数が日本一の巨大ターミナル駅。福井の食材になじみのない首都圏の住民においしさを発信しようと、県がルミネの協力を得て初めて企画した。
ルミネ新宿、ルミネエスト新宿、ニュウマン新宿の3館内で営業する和食、洋食、中華料理、ベーカリーショップなどの18店が参加した。越前がに▽せいこがに▽ふくいサーモン▽敦賀真鯛▽ふくい甘えび▽県産ベニズワイガニ▽県産モチエビ―の七つの食材を使用。せいこがにの甲羅盛りを豪快にあしらったピザや、人気のカニ・イクラ丼にふくい甘えびを追加した豪華な海鮮丼など、期間限定の21品を開発した。
9日はピザ店で記者発表会があり、各店のシェフらは「甘いカニの身もミソも丸ごと楽しめる」「ふくい甘えびを食べてうまいと感じた。自信がある」などとアピール。ニュウマン新宿の担当者は「高級店で扱われることの多い食材も、フェアで多くの人にカジュアルに味わってもらえるのでは」と期待していた。