「越前がには日本で一番おいしいカニ」
田村幸一郎
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福井県越前町の姉妹都市、福岡県みやま市の児童が1日から2泊3日の日程で同町を訪れている。2日は越前焼の絵付けや雪遊びに挑戦し、地元児童と親交を深めた。
みやま市の小学6年生16人と越前町の同16人が参加した。越前がにミュージアムや織田文化歴史館などを訪問し、同町で豊富に水揚げされている越前がにの生態や同町の歴史に理解を深めた。
県陶芸館では、越前焼の絵付けに挑戦。児童は用意された皿にカニや動物、花など思い思いの絵をのびのびと描いた。朝日小の木下亜紗美さん(12)は「趣味や学校生活などについておしゃべりして、仲良くなった。みやま市にも行ったことがあって、楽しかった思い出がある。これからも交流したい」と笑顔を見せていた。
旧朝日町(現越前町)と旧瀬高町(現みやま市)は、国の重要無形民俗文化財「幸若舞」が縁で1994年に姉妹都市を締結。毎年互いに訪問しており、同町児童は昨年11月に訪問した。